開発のこだわりPoint

ＳＵＮＣＡＤ積算システムの開発が始まったのは約３０年前「少ない情報から精度の高い拾い出しができるシステムがつくれないか？！」と考えたことがＳＵＮＣＡＤ積算システム開発のきっかけになりました。システムは年々進化を続けていますが、基本操作部分は一貫して変えません。どんなに良い機能であっても操作性を阻害する機能であれば採用しないからです。
リアルな積算結果を求める開発姿勢をくずさず開発段階から工務店が参加し業界の信頼を勝ち取ります。「工務店が納得する積算」それは工務店しか分からない。

自動積算は全て根拠に基づき計算されます、面積・長さ・箇所などが根拠になるわけですが、単に根拠として用意するだけではなく、拾いを想定して根拠を用意しています。
新築用とリフォーム用のカスタム用係数を1600項目以上用意しています。その係数を利用すれば、大抵の事は高い精度で自動積算することが出来ます。

機能と操作性という、相反するファクターを高次元で融合しました。
凄い機能があっても難しい入力であっては使えない、簡単な操作であっても積算精度が低くては使えない、使える操作で、使える精度その微妙なバランスのうえに積算システムはあります。

現場でも使える数量にする為に、部材ごとの係数設定は勿論のこと、数量整数化・最低金額機能等も設定できます。正確な数量が正しい見積りとは限らない現場を考えた機能です。
一式ではなく、概算ではなく、発注レベルの見積書を提案段階で施主に提示することにより細かい内容はわからなくてもキチンと見積書を作成してあげるのです。

習得にかかる時間を無駄な時間ととらえています。
それは、工務店様の手拾いでの作業を「非合理的な時間」と認識しているからです。
「工務店が納得する積算」だけではなく「使いやすさ」に拘っているからこそ積算システムを利用すると「非合理的な時間」を合理的にすることが出来るのです。

「拘り」に拘る・・・売上至上主義からお客様至上主義への脱却。
「工務店が納得する積算」「使いやすさ」そしてある意味で最も大切な「コストパフォーマンス」の実現。
「コストパフォーマンス」の実現の為、協力会社を含め必要最小限でのスタッフ、そして協力会社が手を組むことで「市場へ良質なサービスを還元」を実現できました。
お客様と同じ目線に立ち、「拘り」に拘った開発を日々たゆまなく邁進しています。