仕事が早い大工さんほど損をする?公平な『人工代』とは

日にちが掛かった分だけ人工代を払うのは公平なのでしょうか
リフォーム工事では、掛かった費用を大工さんへ日当で支払うケースが少なくありません。
しかしこの方法は当り前に見えて疑問に思うところがあります。

例えば同じ工事でも、
Aさんは2日で終わる。
Bさんは3日掛かる。
日当25,000円なら
Aさんは5万円
Bさんは7万5千円
となります。

つまり、
仕事が早い職人ほど収入が少なくなってしまう。
これは本当に公平なのでしょうか。

積算担当者としては利益を守らなければならない。
一方で、腕の良い職人さんには適正な報酬を支払いたい。
しかし日数だけで積算すると、その両立が難しくなります。
積算と支払いは「別もの」の考え方
積算の人工は「標準人工」
実際の施工日数は「実働人工」
この2つを分けて考える会社も増えています。

職人さんによって施工スピードは違いますが、それをそのまま見積へ反映させると
お客様への見積も毎回変わってしまいます。
そのため会社の基準を設定し「標準人工」で見積することで見積のブレを少なくし
利益率を安定させます。
積算の情報を職人さんと共有することが「現場の効率化」に繋がる
この方法を採用されている会社では「現場の効率化」をもう一つのメリットとしてあげられます。
標準人工で20人工であれば職人さんも、この現場を「20人工で終わらすためにはどうすれば良いか」の考え方に変わる。
手間がかかりそうなカ所は応援の大工を呼んで早く終わらせる・・・
など効率を考えるようになるため「見積と実働人工との誤差」が減ったとのことです。

少し宣伝になりますが、「標準人工」を設定したい建築会社様にお勧めなのがSUNCAD積算システムの人工拾いです。
ボード1枚の貼り手間など歩掛りが設定済みで、積算の基準にして頂くのに最適な数字を自動で計算します。
「見積」と「実働人工」の差でいつも苦労される方は、ぜひ一度お試しください。
スタッフ橋本

見積書の有効期限が悩ましい問題に!

1. 「見積書の有効期限」が切実すぎる問題。インフレ時代に工務店の利益を守るには?
中東情勢の緊迫化や燃料費高騰、円安によるインフレで、数ヶ月前の見積が着工時にはまったく通用しなくなっている現状があります。また「少し前ならこの予算で建てられたのに」という施主の期待と、日々上がる建材・設備のリアルな板挟みになっている企業様も多いように感じます。

以前なら「見積書の有効期限:3ヶ月」は形式的なものだったが、今は本当に1ヶ月で建材価格が変わってしまい、施主をがっかりさせたくないからと、上昇分を自社で被って気づけば利益が残らない現場になっていることもしばしば・・・

そのようなことにならない為にも、「いかに最新の単価で、スピーディーかつ正確に見積を出せるか」が今の時代の住宅提案に必要になっています。
2. 値上げの理由が伝わらないジレンマ
建築費が上がっているのは国際情勢やインフレ、仕様向上(省エネ)が原因なのに、施主から見ると「この建築会社が高いのではないか?」と疑われているように感じてしまう辛さがあります。
施主に納得してもらうためには、「どの部分にどれだけの部材と手間がかかっているか」を具体的に説明できる根拠が必要です。
特に住宅リフォーム工事の場合、詳細に拾うと時間がかかってしまうので一式工事にしたいところですが施主の信頼を得るには詳細な見積が必要で、単価が上がったときの対応も材・工別でどの部分が上がったのか説明出来る見積方法が赤字現場を減らすことに繋がります。
詳細な拾いとリアルタイムの単価設定は手間がかかりますが、結果として適正な利益率(粗利)の確保を可能にします。
3. ベテラン担当者の「勘」が狂う時代。再見積で現場監督・営業さんも疲弊していませんか?
リフォーム見積を勘で行っていた工務店社長のその「勘」が合わなくなっている。そんな時代になっています。
プランの変更による再見積は以前からありましたが、近年は単価が動くことによる再見積も増え1件の物件にかかる時間と労力が増えています。
これからのインフレ時代、ベテランの「勘」に頼る見積はリスクが高すぎます。
誰が作っても1発で正確な数量と金額を弾き出せる仕組みをつくることが、スタッフの残業を防ぎ、会社の利益を安定させる方法になります。


スタッフ橋本

はじめまして!建築会社様の「積算の悩み」解決するブログ、スタートします!

㈱サンネックス 九州エリア担当橋本です
本日から、当社の公式ホームページにてブログの運用をスタートすることになりました!
これからよろしくお願いします。

突然ですが、皆様は普段、このようなお悩みを抱えていませんか?

1. 日中は現場や打合せで手一杯。見積が夜遅くになってしまう・・・
2. 図面から手拾いで計算ミスや拾い漏れが心配・・・
3. 積算担当者や業者に任せきり。この方法が「当り前」になっていて変えられない・・・
建築業界において「積算・見積」は利益に直結する最も重要な業務。それなのに、とにかく時間と手間がかかり、属人化しやすいという大きな課題があります。
当社はこれまで自動積算システムの開発を通じて、多くの建築会社様の「業務効率化」をお手伝いしてきました。
このブログではシステムの宣伝ばかりではなく、
〇積算業務をスピードアップさせるコツ
〇ミスのない見積作成で会社の利益を守る方法
〇受注アップしている同業他社の拾い方(普段なかなか入ってこない情報かと思います)
〇生成AIを取り入れた提案方法(私の趣味も入っています)

など、明日からの実務にすぐに役立つノウハウをわかりやすく発信していきます。
「積算業務をもう少しラクにしたい」「会社の生産性を上げたい」と感じている経営者様や担当者様に、末永く愛読していただけるブログを目指してまいります。どうぞよろしくお願いたします!